現地からお届け!スキー場レポートVol.4 〜赤倉観光リゾートスキー場〜
今年は豪雪!の妙高よりスキー場レポートをお届けします!!
(取材日:2022/1/20)
オミクロン株の影響によりまん延防止等重点措置の実施地域が拡大しております。基本的な感染症対策を今一度ご確認いただき、安全にスキー・スノーボードをお楽しみください。
さて、今回はローカルパウダーフリークの聖地とも言うべき、赤倉観光リゾートスキー場より現地レポートをお届けします!
<目次>
Vol.4|赤倉観光リゾートスキー場> 開湯200年、歴史ある「赤倉温泉」をベースに広がるスキーエリア> 豪雪パウダー、その言葉が似合うローカルパウダーフリークが愛してやまないスキー場> いざ、妙高の豪雪パウダーへ> ローカルにして本格派、赤倉に来たらぜひ食べたいカレー屋さん> Myokoを象徴する人気フォトスポット |
開湯200年、歴史ある「赤倉温泉」をベースに広がるスキーエリア
日本百名山「妙高山」より引湯され、 源泉温度、源泉からの距離、適度な勾配により、各施設の浴槽に満たされるタイミングで42℃前後になる赤倉温泉。(42℃前後=もっとも気持ちのよい温度と言われる)
その泉質は「肌美人の湯」「天然化粧水」「自然が恵んでくれた絶妙な湯加減」「霊泉」など、様々な言葉で表現され、全国的な知名度を誇る温泉地です。
赤倉温泉観光協会
新潟県妙高市大字赤倉585-1 TEL:0255-87-2165 |
その温泉地をベースに、赤倉観光リゾートスキー場、赤倉温泉スキー場という2つのスキー場が広がり、ゆったり滞在、ガッツリパウダー、みっちり基礎練習と様々なジャンルの楽しみ方に対応しています。
本当は妙高赤倉スノーエリア(2つのスキー場)共通券で1日楽しみたいところなのですが、時間の都合上(理由は後ほど説明いたします)、今回は赤倉観光リゾートスキー場にフォーカスし、その魅力を紹介していきましょう。
とその前に、赤倉温泉スキー場についても紹介させてください。私が一番推したいポイントは、「3/14(土)まで毎日ナイター営業!さらに毎週土曜はナイター前圧雪を実施、朝一と同じ綺麗なバーンを楽しめる!」というところです。名物”くまどーナイター”は期間中毎日22時まで営業しています。圧倒的な積雪量と雪質はナイターでさらに引き立ちます。こちらもぜひ体験していただきたいですね。
豪雪パウダー、その言葉が似合うローカルパウダーフリークが愛してやまないスキー場
赤倉観光リゾートスキー場、通称「アカカン」。全長2,607mの妙高スカイケーブルでボトムから一気に標高を稼ぎ、上部エリアのパウダーを狙う。と、これがアカカンの定番ルーティンですが、ボトムにも注目すべきスポットが。
箱根芦ノ湖畔にもある有名店『Bakery&Table』!
こちらBakery&Table Akakura Kanko Hotelはスカイケーブルが動き始める30分前の朝8時から営業しており、少し早めに滑る準備を済ませた後、スカイケーブルに乗車するまでの間に小腹を満たすのにうれしいカフェとなっています。
ラインナップも充実、パンはもとより、サンドイッチの種類が豊富なことに驚きました。アカカンといえば、シンボル「赤倉観光ホテル」がゲレンデ中腹にそびえるロケーションを思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらに並べられるパンはホテルで焼き上げられた本格的なもの!
早く上部にアクセスしたい!!と気が急く方も、ちょっと早めに妙高入りした方も、時間調整するならこのカフェがオススメです。
いざ、妙高の豪雪パウダーへ
さて、取材に出かけた日の天気予報は「大雪」。取材って、晴れている日に気持ちいい~みたいなことを伝えるのが定番ですよね。しかし!この日の取材はあえて「大雪」を狙う必要がありました。(理由は後ほど説明いたします)
スカイケーブルからチャンピオンゲレンデへ。チャンピオン第3クワッドリフトに乗車し、この日のゲレンデトップを目指します。大雪の影響と新潟県スキー選手権大会アルペン競技が開催されていた関係で、最上部までのホテル第5クワッドリフトは運休でした。(日本スキー発祥の地である新潟県のアルペン大会が開催されるのだから、それだけで間違いないスキー場です)
狙うは、チャンピオンAコース、通称「チャンA」。(実はこの呼び方、アカカン好きのローカルに教えてもらいました)
途中連絡通路を挟みますが、よい斜度で非圧雪ロングランが楽しめるこのチャンA。
呼吸を整え、いざスタート。
パウダーだ。。それ以外に言葉がない。パウダーだ。。
このコースはチャンピオン第3クワッドリフト1本で回せるので、すごく効率的。しかも、この日は本当に大雪のため、リフト乗車中にあらかたリセットされるというオマケ付き。
何本滑ったでしょう?滑るたびに異なるラインを描き、雪に潜りながら滑っていく感覚、たまりません。
これはチャンAラストの1本。どうですか、動画だと豪雪っぷりがさらに引き立ちますね。
そして、ボトムへ向けて滑り降ります。途中、赤倉観光ホテルも写真に収めました。ゲレンデ中腹にこんな立派なホテルがあるなんて、なんだか素敵です。
さて、ボトムまで降りてきた我々、夢中でパウダーを回していたので、小腹が減りました。
そんな時にもうれしいのが、Bakely&Table!小腹を満たすだけのつもりが、ついついお土産を買ってしまい、、、
このスタイルで車まで戻ることとなりました(笑)
次なるミッションの会場は赤倉温泉街。とその前に、、、
ローカルにして本格派、赤倉に来たらぜひ食べたいカレー屋さん
待ち合わせ時間まで45分、怖いぐらいバッチリな時間設定で赤倉駐車場に到着。ひとまず腹ごしらえをするとしましょう。
ランチはここ「インドカレーショップ真奈里」。実はグリーンシーズンから妙高を訪れるたびに来店のタイミングを狙っていたのですが、ことごとくタイミングが合わず。3度目の正直でついに入店できました!
こちら、セットを頼むと、カレー、サラダ、ナン、ライスが提供されます。ナンとライスで悩む必要がない!!これは夢のような組み合わせです。カレーはスパイスが効いていながらも、ベースは甘めでやさしい味。滑りで疲れた体に染みわたります。
インドカレーショップ真奈里
新潟県妙高市赤倉549-55 TEL:0255-87-2224 |
Myokoを象徴する人気フォトスポット
そして、待ち合わせ時間になりました!!
次なるミッションは、コチラ。
信越自然郷スーパーバリューチケット(今シーズン分は完売御礼)のプロモーション映像撮影でした!!
外国人にも人気の高い赤倉温泉街で、雪の降る中で撮影しよう!ということで、あえて「大雪」予報の日を狙ってこの日を設定したのです。
そして、このミッションを遂行するため、滑るゲレンデを1つに絞る必要がありました。(時間的に)
しかし、ここで問題が。まさかの、雪が降りすぎて真っ白な画しか撮れない。恐るべし豪雪妙高。
何とか一瞬雪がおだんだ(←北信濃の方言 降り方が弱まった)タイミングで、無事撮り終えることができました。
どんな映像になるのか、楽しみにしていてください。
まとめ
信越自然郷のスキー場は奥深い、そして雪深い。それにも増して味わい深い。
ローカルながら、信越に生まれ育って本当によかったと感じる今シーズン。
とはいえ、社会情勢から、今すぐには出かけられない方も多いと思います。
山は逃げません。そしてまだ1月です。雪のシーズンはまだまだ続きます。
健康第一、皆様のスキーライフに幸あれ。
名称 | 赤倉観光リゾートスキー場 |
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住所 | 新潟県妙高市田切 216 |
電話番号 | 0255-87-2503 |
Webサイト | https://akr-ski.com/ |
備考 | 妙高高原スカイケーブル運行時間 8:30~15:45 |