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信濃町野尻湖ルート

里山の豊かさとリゾートの解放感を一度に味わう

飯山市から中野市豊田地区涌井集落、信濃町荒瀬原集落を抜け野尻湖、黒姫高原を目指すこのルートはヒルクライムあり、田園風景あり、湖の解放感あり、信越自然郷の魅力をギュッと詰め込んだ欲張りなルートです。一見ハードに思えるこのルートは、E-BIKE(電動アシスト付きスポーツ自転車)を活用することで、”走ること”にエネルギーを使いすぎることなく、次々と移り変わる風景を五感で感じながら進むことができます。野尻湖から黒姫にかけてはご褒美ともいうべきロケーションの中での食事やスイーツを楽しむことができるので、グループライド、女子旅にもオススメです。

走行距離 32.9 km
対象 グループ、カップル、サイクリスト
所要時間 5時間
スタート 飯山駅
ゴール 黒姫駅
中野市豊田地区涌井集落

JR飯山駅から豊田飯山IC方面に進み、そこから斑尾山麓をぐるりと回っていきます。
まずは中野市豊田地区涌井集落に向かってヒルクライム。山間部に位置する涌井集落は昼夜の寒暖差が大きく、知る人ぞ知る「霧下そば」の産地。ここで提供されるそばは「涌井そば」と呼ばれ、現在はこだわりの「手打ちそば きたざわ」、ボリュームの「涌井せんたあ」の2軒で味わうことができます。
涌井集落を抜けると、信濃町荒瀬原集落に向けてダウンヒル開始。しばらく進むと眺望が開け、黒姫山、飯綱山を望みながら走ることのできる、気持ちいい田園風景が続きます。農作業の妨げにならないよう気を付けながら、メイン道路から一本奥に入ってみるのもオススメです。思わず自転車を止めて写真に収めたくなる、これぞ信越サイクリングというような風景が広がります。

野尻湖湖畔

田園風景を抜けペダルを回すと、今度は森の中へ。そこを抜けると視界がパッと開け、野尻湖に到着。解放感のある湖畔の周遊道路を走る、これまでの風景とはちょっと違った、どこかリゾートを感じさせる景色に心躍ります。ここ野尻湖はナウマンゾウの化石発掘地としても知られ、湖畔を走っていると古代の風景が描かれたモニュメントが次々と登場します。リゾートの雰囲気に加えその歴史にも魅力のある、信越を代表するスポットです。
野尻湖でのお楽しみはその眺望を楽しみながらのランチ。レストランのテラスで楽しむもよし、テイクアウトランチを公園で楽しむもよし。ついついゆっくりしてしまう、心地よい時間が流れます。

黒姫高原の生乳を使用した「黒姫牛乳ソフト」

このルートの楽しみはここでは終わりません。乗っているのはE-BIKE。その性能をフルに活用し、黒姫高原の味覚をさらに楽しんでしまいましょう。
次なる目的地、それは高原といえば、そう、ソフトクリーム。ここ信濃町には、絶対食べてほしい二つのソフトクリームがあります。一つめは道の駅しなので味わえる、黒姫高原のフレッシュな生乳を使用した「黒姫牛乳ソフト」。二つめはまつきブルーベリー園で味わえる、自家栽培のブルーベリーがたっぷりトッピングされた「ブルーベリーソフト」。ここまで走ってきた自分へのご褒美として、その日の気分でチョイスするもよし、2軒ハシゴするもよし。

黒姫高原駅

さて、心もお腹も満たされたところで、ゴールとなる黒姫駅を目指しましょう。隣接の信州しなの町観光協会でレンタサイクルを乗り捨てることができます。しなの鉄道北しなの線を利用すれば長野方面へのアクセスも楽々。E-BIKEとローカル線、この組み合わせで信越自然郷サイクリングの楽しみは更に広がります。

コース上のお店・立ち寄り場所

涌井そば

涌井そば

斑尾山麓一帯はその寒暖差から霧が深くかかり、そこで栽培されたそばは霧下そばと呼ばれる。涌井地区には、自家栽培・石臼挽きのそば粉を使用した「手打ちそば きたざわ」、ボリューム満点の「涌井せんたあ」という2軒の個性豊かなそば屋があり、多くのファンが訪れる。
レトロバス停

レトロバス停

荒瀬原地区にある、懐かしい雰囲気を残したバス停。思わず自転車を停めて撮影したくなるその風景は、一昔前にタイムスリップしたかのよう。待合スペースに貼られた広告には懐かしの店舗名が記されている。
荒瀬原 田園風景

荒瀬原 田園風景

斑尾山の伏流水を利用した米作りの盛んな地域。黒姫山、飯綱山、妙高山を望むその雄大なロケーションの中、気持ちよく走ることのできるエリア。メイン道路から一本奥に入ってみると、まさに田んぼの中を行くルートも楽しめる。農耕車の往来のあるエリアなので、安全走行を。
野尻湖 緑・水・風の空間

野尻湖 緑・水・風の空間

野尻湖畔にある、誰でも利用できる町営のスペース。近くにある飲食店からテイクアウトしてランチを楽しむもよし、湖を眺めながらのんびりするもよし。入水することもできるので、夏場はサイクリングのクールダウンにもオススメ!?
コハクテラス

コハクテラス

野尻湖畔にはロケーション抜群のレストラン・カフェが点在しており、中でもここコハクテラスは店舗前の芝生広場でゆったりランチが楽しめる。リピーターも多い人気のピザ食べ放題ランチはサイクリストにオススメ。信越自然郷サイクルステーションにも登録されている。
ナウマンゾウ

ナウマンゾウ

ナウマンゾウの化石発掘地としても知られる野尻湖。湖畔を走っていると様々な形のモニュメントに出会える。中でもオススメのフォトスポットは「野尻湖」交差点にそびえるナウマンゾウの親子像。引き込まれるようなつぶらな瞳は、つい写真に収めたくなる。
道の駅しなの

道の駅しなの

「とうろもこし」に代表される信濃町の農産物直売所を併設し、新鮮な地元食材を使った食事メニューや毎朝職人が手打ちする風味豊かなそばが人気。中でもオススメは黒姫高原の生乳を使用した牛乳ソフト。季節によって様々なアレンジソフトが楽しめるのも魅力。
ブルーベリー園まつき

ブルーベリー園まつき

道の駅しなの、信濃町ICから黒姫高原に向かう道端にあるブルーベリーソフトの名店。自家農園で採れたブルーベリーをそのままたっぷりトッピング。自家製ソースも美味。休憩スペースも広く用意されているのもうれしい。信濃町に来たら必ず食べたい逸品。
野尻湖(アクティビティ)

野尻湖(アクティビティ)

その美しいロケーションもさることながら、様々なアクティビティが楽しめるのも野尻湖の魅力。カヌー・カヤック・SUPといったパドルスポーツをはじめ、ウィンドサーフィン・ウェイクボードといったよりアクティブなスポーツも楽しめる。それぞれにスクールがあるので、気軽に挑戦してみては。

乗り捨て場所・交通機関

レンタサイクル有り
信越自然郷アクティビティセンター

信越自然郷アクティビティセンター

旅の起点はここ!
シティサイクル、電動、ロード、マウンテン、ファット、タンデムなど9種類からお好きな車種を選んでGO‼

信越自然郷エリアで体験できるアクティビティを紹介やツアー手配をいたします。アウトドアを身軽に楽しむためのレンタル品は自転車をはじめ、トレッキングシューズに、レインウェア、テント、寝袋、スノーシューなど大自然を堪能できるアウトギアを取り揃えています。
営業時間
8:30〜18:00
定休日
無休
電話番号
0269-62-7001
レンタサイクル有り
しなの町観光案内所

しなの町観光案内所

自然があふれゆったりとした空気がながれる癒しの森でライドしよう

美しい山容をもつ黒姫山の麓にある、信濃町の観光拠点。ウォーターアクティビティが人気の野尻湖周辺にはオシャレなカフェ、レストランも多数ありグルメライドには最適なエリアです。
レンタル対応時間
9:00〜17:00
定休日
毎週水曜日
電話番号
026-255-3226

おすすめレンタルサイクル

GEAR SIZE PRICE SPEC
クロスバイク クロスバイク S、M、L 半日1,500円、1日2,000円 シティーバイクとマウンテンバイクの機能を合わせ、舗装路での街乗りから未舗装路まで軽快に乗ることができるタイプ。変速機も装備して長距離サイクリングもお勧めです。適正身長:Sサイズ(150cm~170cm)、Mサイズ(165cm~175cm)、Lサイズ(175cm~)
ロードバイク ロードバイク M、L 半日3,000円、1日4,000円 軽量でスピードを出すことができ長距離のサイクリングに最適なタイプです。ロングライドやヒルクライムにも対応します。 適正身長:Mサイズ(156cm~167cm、フレームサイズ450)、Lサイズ(169cm~178cm、フレームサイズ510)
電動アシスト付クロスバイク 電動アシスト付クロスバイク S、M、L 半日3,000円、1日4,000円 アシスト距離が100km超(目安です、使用法により)の電動自転車、登り坂やロングライドもより快適に。適正身長:Sサイズ/145-165/フレームサイズ380.Mサイズ/155-175/フレームサイズ430.Lサイズ/160-180/サイズ460
電動アシスト付グラベルロード 電動アシスト付グラベルロード One Size 半日4,000円、1日5,000円 電動アシスト付のグラベルロードバイクです。650B×45C サイズのタイヤ装備で、林道や農道などのコースやオフロードで安定した走行が可能。登り坂も楽々ライドでき、ロードバイクの軽快性を併せ持った走破性は抜群です。長時間バッテリーでロングライドも可能です。適正身長:Mサイズ(165cm~178cm)

コースマップ

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