「トレランの聖地」と呼ばれる斑尾高原を走ってみた
あなたはもう走ったかしら♪黄色いシューズが緑に映えて♪
(某有名フォークソング調でどうぞ)
こんにちは。
夏はトレラン、冬はスキーを中心に外遊びを提案しているインサイドアウトスキークラブの田中jです。
一発目の記事なので、丁寧に自己紹介をしてみました。どうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが、みなさんは「斑尾高原」というフレーズから何を想像しますか?
スキー場?パウダー?トレッキング?キャンプ?バスフィッシング?
僕はですね、もう圧倒的に「トレイルランニング」です。
そう。これ。
右のマップを広げると、こう。ちなみに、僕はもう想像でトリップできる域に到達しています。
レースが開催されるフィールドは日本全国に多々ありますが、日常的にランナーを受け入れているトレイル、ランナーに対してオープンなスタンスをとっているトレイル、日本にいくつあるでしょう?
斑尾高原、それはそれはオープンスタンス。
もはや、八重樫の域。
八重樫を知らない人は 八重樫 ヤクルト とググってください。
説明不要とも言える「斑尾トレイル」
ですが、おさらいの意味を込めてちょっと紹介してみますね。
もう走ったことある人も、少しの間お付き合いください。
いきなりきましたね。ホームラン級のブナ林トレイルです。
フカフカのトレイル。
たとえ登りであったとしても、足が自然と前に出ます。
ここは袴岳山頂に向かうトレイル。
山頂からの景色はあえて非公開とします。実際に走ってみてのお楽しみ。
「シングルトラック」って言葉知ってますか?
僕が訳すとですね、「昇天道」て感じですね。
記事を書いているだけで気持ちが高まってきて、今にも昇天しそうです。
ちなみに、雨だとこんな感じ。
美しい。。。写真のクオリティがイマイチなのが残念ですが、それでも美しい。
正直、僕はブナ林が一番「映える」コンディションは雨だと思っています。
これを語りだすと非常に長くなるので、割愛します。
とまあ、ここまではよくあるトレイル紹介ですよね。
ここからが斑尾トレイルの真骨頂です。
みなさん、この方知ってますか?
僕の予想ですと、この記事を読んでいるみなさんが「この方を知っている率」は全盛期のイチローの打率を超えますね、おそらく。
会っちゃうんですよ。ラン仲間に。別に打ち合わせとかしてないのに。
週末ともなるとかなりの確実で。
プライバシーの問題もあるので、ここではヒゲおじさんと呼ぶことにします。
そして、娘はヒゲおじさんに弟子入りしました。
僕は娘と散歩に来たんです。天気がよかったから。
なのに、ヒゲおじさんは娘を連れて行った。
てか、娘が勝手について行った。(残された僕は一人希望湖を散策)
僕は何を言いたいのか。
そう、ここ斑尾には、トレイルランナーが自然と集まってくるのです。
秋葉原にオ○クが集まるように。(あ、今はそんなにいないのか)
誰かが「聖地」と規程したわけじゃない。
特定ジャンルの方々が自然と集まる。
するとそこは「聖地」と呼ばれるようになるのです。
これこそ、斑尾トレイル最大の特徴であり、最大の楽しみでもあります。
2007年にスタートした「Madarao Forest Trails」、その2年後にスタートした「信越五岳」。
日本におけるトレイルランニングのパイオニア石川弘樹さんが、2つのレースと共にもたらした新たな文化。
まだ訪れたことがない方も、もう一度訪れたいと思っている方も、もう飽きるほど走っている方も、
改めて斑尾高原、そして信越エリアのトレイルの「味」を噛み締めに、走りに来てみてはいかがでしょうか?
まとめ(と気をつけたいこと)
- まずはトレイルマップをGET、記事に登場したマップは信越自然郷アクティビティセンター、まだらお高原山の家で入手できます。
- 信越エリアのトレイルは様々な生物の生息エリアです。熊鈴、ポイズンリムーバー、水は必携装備と考えてください。
- ハイカーも多く利用するトレイルです。すれ違いの際は歩く、立ち止まるといったマナーはもちろん、気持ちよく挨拶を交わしましょう。
- 週末は高確率でランナーに出会いますが、「密集」しているわけではなく、1時間に1回さわやかな挨拶を交わせるぐらいの感じです。
- 森の中を走るトレイルがほとんどです。雨の日は雨の日なりの楽しみがあります。しっとりとした雰囲気を楽しんでください。
名称 | 斑尾高原トレイルランニングフィールド |
---|---|
住所 | 長野県飯山市斑尾高原 まだらお高原 山の家 |
電話番号 | 0269-64-3222(斑尾高原観光協会) |
営業時間 | 09:00 〜 16:00 |
Webサイト | https://www.madarao.info/ |
備考 | 上記時間帯は斑尾高原観光協会(まだらお高原 山の家)がオープンしている時間となります。 定休日:毎週水曜日(繁忙期を除く、詳しくはwebサイトにてご確認ください) 上記以外の時間帯、および斑尾高原観光協会がお休みの時は、信越自然郷アクティビティセンターにお問い合わせください。 |