現地からお届け!スキー場の新スポットレポートVol.2 〜志賀高原〜
まだまだあります、信越自然郷この冬注目の新スポット!
今季は雪が止みません!毎日新雪でリセットされる絶好のコンディションのゲレンデでは、歓喜の声が響き渡っております…。羨ましい。
さて現地からお届けしているスキー場の新スポットレポート、Vol.1では野沢温泉スキー場をご紹介しましたが、今回は志賀高原をピックアップ!
志賀高原にも今季新登場のさまざまなスポットができたようです。早速チェックしてみましょう!
目次Vol.2| 志賀高原 |
志賀高原の玄関口に「志賀高原リゾートゴンドラ」登場!
国内でも圧倒的なスケール感を持つスキーエリア、志賀高原。18のスキー場から形成されゲレンデによって雰囲気が異なるため、何日いても飽きません。
そんな志賀高原中央エリアのハブステーション「志賀高原 山の駅」には各スキー場へのシャトルバス発着の他、地元信州産の食材を活かしたレストラン、お土産など県内の名品などを扱うショップ、コンビニ、レンタル用品店などが入っているのですが、ここに隣接する形で新しいゴンドラができたと聞き、早速取材してきました!なんでも珍しい動きをする愛らしいパルスタイプのゴンドラなんだとか。
パルスタイプのゴンドラって…!?
なるほど、3つのゴンドラが連結して一緒に動くんですね!「志賀高原山の駅」と「ジャイアントスキー場」を結ぶ全長約400mの3連結パルスタイプのゴンドラが国内スキー場で初登場!約2分で一気にスキー場へ降りることができるようになりました。
というわけで、山の駅から志賀高原中央エリアのスキー場へのアクセスが断然楽になりました!
「志賀高原に着いたけど、スキー場がたくさんあって、どこのスキー場に行ったらいいか分からない…」という私のような志賀高原歴が浅い、でも効率的に楽しみたい!という方には「志賀高原リゾートゴンドラ」という分かりやすいランドマークができたのではないでしょうか?
志賀高原リゾートゴンドラ長野県下高井郡山ノ内町平穏 大字平穏7148営業期間:2020/12/19~2021/4/4営業時間:8:30 ~ 16:30
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「志賀高原 山の駅」がリニューアルOPEN!
志賀高原リゾートゴンドラの開業に伴い、「志賀高原 山の駅」もリニューアル!そもそも山の駅は、かつての志賀高原ロープウェイ山麓駅「蓮池駅」をリノベーションした施設です。
今回は新たにレンタルショップ、ロッカールーム、チケット売り場の3機能を備えたスペースが拡充されました。手ぶらで志賀高原へ来ても、ここで雪あそびの準備がワンストップで完了します!
志賀高原では1枚のリフト券(ICチケット)で、全18スキー場のリフト・ゴンドラ全てに乗車でき、しかも各スキー場を巡回する志賀高原シャトルバスにも乗車可能!とっても便利ですよ!
志賀高原にお越しの際は、是非立ち寄ってみてくださいね!
志賀高原 山の駅長野県下高井郡山ノ内町平穏 大字平穏7148TEL: 0269-34-2621冬季営業時間:9:00~18:30 (無休)※営業時間の変更や臨時休業等あり |
「山ノ内大勝軒」OPEN!突撃取材してきました!
そして!この冬の志賀高原、ゲレ食の進化が止まりません。ラーメン好きの方にとって、このお店の名前を知らない人はいないのではないでしょうか?関東エリアで大人気のお店「大勝軒」が、なんと一の瀬ファミリースキー場にOPENしました!
お店の場所は、一の瀬ファミリースキー場にある無料休憩所内。
「旧東池袋大勝軒」の創業者、“ラーメンの神様”と呼ばれた、故・ 山岸一雄さん(以下、マスター)。ふるさとであるこの地にお店を出すことが念願だったそうです。
故人のその想いを叶えたのが、山岸さんの弟子の一人として『お茶の水、大勝軒』、『大塚大勝軒』、『大勝軒next 勝浦店』等を経営する田内川真介さん。
田内川さんは子どもの頃から東池袋大勝軒に通い、マスターに師事してきました。
拠点としている東京とは全く異なる環境での出店に不安はなかったのか?志賀高原での出店についての想いを伺いました。
関東圏と異なる立地、とりわけ標高が高い場所への出店に不安はなかったのでしょうか?
田内川さん「環境は異なりますが、ここの人達に美味しいものを届けたい、食べていただきたいという想いが強かったので、全く不安はなかったですね。標高が高いことで水の沸点が100度を下回るため、当然東京と同じ環境では調理できませんが、逆に低温調理のような状態になり、チャーシューなんかは美味しくなっているのでは?と思います。あとは水が良いですね。」
「水」の違いについては、それほどまでに違うのでしょうか?
田内川さん「店の裏側にある山から湧き出ている水を使っているのですが、スープにも麺にも清涼感が感じられる。味の違いははっきりと出ています。今は東京で打った麺を送ってもらっていますが、茹でる、締めるに使う水はもちろん志賀高原の水。それだけでも違いがでますが、実はすでに製麺機もここに用意しています。もう少ししたら、さらにうまい麺が提供できると思います。」
メニューを拝見すると、ここ長野県の食材をたくさん使っていらっしゃいます。
田内川さん「実は大勝軒には長野県に由来するものがたくさん詰まっています。大勝軒の原点であるお店『丸長』(5人の創業メンバーは山ノ内町出身、大勝軒のルーツとなったお店)は、戦前日本そば屋であったという話を聞いたことがあって、大勝軒のスープには蕎麦のつゆと同じ材料を用いており、珍しい。大勝軒の代表メニューである「特製もりそば」の名前はそんなところからきているのではないかなと思います。そういう意味でも、大勝軒を長野県山ノ内町に出店することは『原点回帰』と言えるのではないでしょうか。」
「日本一標高の高い大勝軒」を目指して来店されるお客様にメッセージをお願いします
田内川さん「ここ『山ノ内大勝軒』では長野県ならではの味の工夫をしています。スープに織り込んでいる『りんご』、日本三大七味のひとつ『八幡屋礒五郎』の一味、『志賀高原みそ』、『信州特産きのこ』など、山ノ内大勝軒にしかない味も楽しんで食べていただけたら。大勝軒はもともと町中華としてスタートしたお店。創業当時のメニュー復活もマスターと作り上げてきたもの。ラーメン、つけ麺以外のメニューも楽しんでもらえたらと思っています。」
お客様にも「山ノ内大勝軒」を楽しんでもらいたい。田内川さんの人柄と強い想いが伝わってくるインタビューでした。プライベートではスノーボードをされるとのこと。せっかくなので休日にはぜひ、信越自然郷のスキー場でスノーボードを楽しんでください!
この冬、志賀高原一の瀬ファミリースキー場に遊びに行けば、美味しいものを食べて、最高の雪で滑って、お腹も心も満たされること間違いなしですね!
山ノ内大勝軒志賀高原 一の瀬ファミリースキー場 無料休憩所内TEL: 080-5093-9995営業期間:2020年12月1日~2021年5月5日※スキー場オープン期間に準ずる営業時間:11:00~18:00金、土、祝前日は11:00~22:00※スキー場ナイター営業に準ずる |
志賀高原のご紹介、いかがでしたか?
というわけで、今回は志賀高原の新スポットをご紹介いたしました!
次回のスキー旅行の参考になれば幸いです。レポートVol.3もお楽しみに!
最後までお読みいただき有難うございました。
名称 | 志賀高原 SHIGA KOGEN MOUNTAIN RESORT |
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住所 | 長野県下高井郡山ノ内町平穏 |
Webサイト | https://www.shigakogen-ski.com |
備考 | リフトの運行状況等はWebサイトからご確認をお願いいたします。 |